MM2Hを個人で申請している場合は、健康診断の病院を自分で探さなくちゃいけない。
どの病院が健康診断を受け付けているのかを検索しても、やっぱり代理申請の人の方が多いからなのか、はっきりとした情報が出てこないんだよね。
そこで僕が実際に健康診断を受けた病院のことを書いておく。
まだ日本にいるMM2H申請者の方も、どの病院、検査料はいくらくらいで、と健康診断について事前に知っておけば安心だよね。
マレーシアへ渡ってから移民局へ行くまでの間に必要な、本申請のための準備は健康診断の他にもあるから、健康診断について明確になっておけば予定も組みやすくなるだろうし。
MM2Hビザには、マレーシア国内の病院で健康診断が必要
マレーシア国内の健康診断に来るということは、めでたくもMM2Hの仮承認に合格したということだ。
合格すると、仮承認の証書がもらえる。それを持ってマレーシアに渡り、今度は本申請に必要な準備を進めなくちゃいけない。
本申請に必要な準備は4つある。
- 銀行口座を開き預託金を定期預金する
- 健康診断を受ける
- 医療保険へ申込む
- セキュリティボンドの用紙へハンコをもらう
健康診断以外の手続きは、それぞれ別の記事に詳しく書いたので、そっちを見てね。
マレーシアの銀行口座開設のまとめ。MM2Hの定期はCIMBが正解
マレーシアの医療保険。MM2Hビザ用に東京海上で一番安いプランに加入
MM2H セキュリティボンドとは?用紙に記入してハンコを押すだけ
健康診断を受ける
実は健康診断を受ける病院はどこでもいい。
MM2Hビザのことを医者の方が知らない場合もたぶんあるだろう。そのときは、移民局に指定された健康診断についての用紙を医者に渡し、MM2Hのことを詳しく教えれば、健康診断に対応してくれるはずだ。
でも、英語に自信のない人は、そんなやりとりはできるだけ避けたいよね。つたない英語が誤って伝わり、余計な検査を上積みされて、高い検査料が請求されることになれば最悪だ。
僕も同じくそう思ってた。いちおう会話には問題ないくらいに英語は喋れるけど、説明の手間はできるだけ省きたい。行って、すぐに終わるのが望ましい。本申請の前には上にもあげたように他にも準備がある。それに加えて僕は、マレーシア滞在中の間も平日昼間にやらなくちゃいけない仕事があるから。
クリニック ゴウのゴウ先生は健康診断のスペシャリスト
病院名 | Klinik Goh/クリニック ゴウ |
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住所 | LG 032, Sungei Wang Plaza, Jalan Sultan Ismail, Bukit Bintang, 50250 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur |
日本語であまり健康診断の情報が見つけられなかったので、英語で検索すると、よくこの病院の情報がヒットした。
かなりお年を召した先生でが開く小さな個人診療所という噂で、正直行って行く前は不安だった。本当にMM2Hビザのこと知ってるのかなあと怪しく思ってた。けど、行って正解。
こじんまりとしているのが逆に良くて、全然混んでない。
MM2Hについても熟知しているようだった。仮承認レターを渡せばすぐに、この日病院に来た僕の目的を察してくれた。
健康診断の病院はアクセスしやすいブキビンタンにある
ブキビンタンはクアラルンプール随一のショッピングエリアだ。東京でいうと銀座みたい。でも一歩はいると夜にめちゃくちゃ賑わう屋台街のジャラン・アローもある。昼夜を問わず、カフェ、買い物、ローカルフード、高級レストラン、バーと気分に合わせて遊べる場所。
健康診断に来たついでに買い物や食事もできるし、近くに東京海上保険もあるので、医療保険の加入もその日に一緒に終わらせられる。
会計は、クレジットカード払いで済ませた。個人経営は現金主義と決めつけちゃいけない。
健康診断へ行って終わるまでの流れ
詳しくいえば、クリニック ゴウは、スンガイワンプラザというブキビンタンの中でも特に庶民派のショッピンモールの中にある。
メインエントランスへ入って右奥へ深く進むとあるんだけど、入り口はこれ。通り過ぎないよう気をつけてほしい。
待合室には誰もいない。受付にパスポートと健康診断に関する用紙を渡すと、すぐに診療室へ。
かなりベテランのお医者さん。聴診器を当てられ、血圧、口の中、目をチェックして、最後にベッドで寝っ転がって触診。5分で健康診断は終わった。
診断書に先生がサインをしてくれるのを待って、60リンギの健康診断代をクレカで払う。
こうしてマレーシアでの健康診断は終わった。最初はどこで受けるのかわからず不安だったけど、クリニック ゴウは、アクセスしやすい場所にあるし、早く安く終わるので、何も心配する必要はないよ。