MM2Hを申請するために必要な書類の準備。特に個人申請の場合はめちゃくちゃしんどい、でも頑張ろう。だってマレーシアへ移住できるんだから。
先週末マレーシアのクアラルンプールからここダナンへエアアジアでひとっ飛び。飛行時間は二時間ちょっとだったかな。同じ東南アジアの国でくくられるけど、マレーシアとベトナムでは食べられる物も、街の雰囲気もまるで変わる。
ベトナムだけじゃない、タイやインドネシアにも。マレーシアへ移住できるMM2Hビザを取れば、マレーシアを拠点にして東南アジアの周辺国を気軽に旅行できるんだ。
モルディブやスリランカの美しいリゾートに憧れてはいたけど、日本からだと遠くて行くのをためらっている人は多いと思う。僕もそうだったから。
でもこれからは違う。そんな日本から見ると果ての果てだった国にも気軽に行ける。だから、これから書類集めに奔走する人は、めげずに前向きにトライしてほしいな。
代理店にビザの申請を依頼しても一部の書類は自力で集めなくちゃいけない。個人申請ほどでもないと思うけど、面倒さを乗り越えてMM2Hビザを手に入れよう。
mm2hビザ申請書類 一覧
- 1. カバーレター
- 2. 経歴書
- 3. MM2H 申請書
- 4. IM.12 申請書
- 5. 顔写真
- 6. パスポートコピー
- 7. 無犯罪証明書
- 8. 健康についての自己申告書
- 9. 結婚証明書
- 10. 出生証明書
- 11. 経済的証明書
- 12. 宣誓書
- 13. チェックリスト
時代によって条件と必要書類は変わるので、必ず申請する前に公式のサイトで確認してほしい。
Apply Directly With Us – MM2H Official Portal
提出書類の一式も公式サイトからダウンロードできるよ。
Direct Application Form (Complete).pdf
これだけの書類が申請時に必要。全部が英語での用意になるので、英語が苦手な人ほどハードルが高くなる。でも書類の書き方の見本はネットで検索すれば見つかるし、僕もいまは手元にないから無理だけど、あとで本当に提出した書類をスキャンしてアップしようと思ってるから、それも参考にしてほしい。
MM2Hビザの取得過程は前半・後半の2分制に分かれる。前半が、日本で申請し仮承認が下りるまで。後半は、マレーシアへ渡り銀行開設や健康診断を経てついに移民局へ本申請に向かうまでだ。
今回の記事で取り上げた申請書類の収集はまさに前半部分のすべてを占める。集めて送るまではつらいが、一度送ってしまえばあとは待つだけ。僕の場合は送付後6ヶ月で仮承認レターが届いた。6ヶ月間は本当に待ち遠しくて、ポストを開いてマレーシアからの封筒を見た瞬間は思わず声が出たよ。
じゃあ申請書類を一つずつ、どんなものかより詳しく見ていこうか。
1. カバーレター
申請書類一式の表紙にあたるもの。手紙形式でなぜMM2Hビザを夢見ているのかを書く。
僕は最初に母親と訪れたペナンの印象がすごく良くて、それが移住を意識するきっかけになったことを書いた。
ルーツの違うインド系、マレー系、中国系の人たちが互いにリスペクトし合いながら暮らしていることに驚き、食べ物や観光地にハマったことも付け加えておいた。
簡単に言えば、マレーシアへ宛てるラブレターのような内容だ。
2. 経歴書
履歴書にあたるものだね。学歴、職歴に加えてもし特殊な専門技術を持ってる場合は書く。
書く様式は自由だけど、検索すると似通った形式で書かれた見本をいくつか見つけた。僕が書いたものも、恥をすてあとで見本代わりに載せておこうと思ってる。
3. MM2H 申請書
申請者の名前、住所などを書く書類。形式は決まっている。ダウンロードできるよ。ただ必要なところを埋めていけばいいだけなので、難しくはない。
4. IM.12 申請書
もう一枚別の申請書も。ソーシャルビジットパス用で、これも決められたした形式に従って記入していけばいいだけ。
原本とそれをコピーした2部、つまり合計3部を送らなくちゃいけない。
5. 顔写真
パスポートサイズで4枚。パスポートに貼られるMM2Hビザに使われるのでカッコよく撮ろう。
6. パスポートコピー
公的な認証が必要。僕は会社でお世話になっている行政書士さんを頼った。コピーは顔写真のページだけでなく全部のページが必要。それも行政書士さんがやってくれる。
7. 無犯罪証明
警察に行くと発行してもらえる。確か発行に10日ほどかかった記憶があるな。急ぎの人は他の書類よりも早めに行っておいた方が良さそう。
8. 健康についての申告書
ダウンロードできる用紙に自己申告で書く。
9. 結婚証明書
旦那さん、あるいは奥さんが一緒に行く場合に必要。英訳&認証を忘れずに。配偶者なしの僕は出してない。
10. 出生証明書
お子さんを連れて行く場合に提出が必要。21歳未満まで連れていける。
子供の教育目的のため移住を検討している家庭も多いとか。色々な人種に混じって大人になっていく家庭は、単に頭の中を教育することよりも価値を生みそう。
11. 経済的証明書
資産と収入を証明するための書類で過去3ヶ月の状況を証明しなくちゃいけない。残高証明、給与明細、年金受給書なんかがこれにあたる。
こっちに詳しく書いたのでまた見てみるといいよ。
資産証明書と収入証明書とは何?MM2ビザ取得の経済的条件を突破
12. 宣誓書
申告した仕事のことや資産状況が正しいことを宣誓する。書式は簡単。名前とパスポート番号を記して嘘偽りがないことを誓うのだ。
13. チェックシート
最後にこれまでの書類に漏れがないかをチェックリストで確認する。忘れ物防止。
以上が申請に必要な書類たち、ひとつでも漏れていればもちろんMM2ビザは逃げていくので注意しよう。
> 恥をすてあとで見本代わりに載せておこうと思ってる。
とありますが、見当たりませんでした。見本があるなら大変助かるのですが公開していただくことは可能でしょうか。
コメントありがとうございます。
今手元になくて、アップできません。申し訳ないです。
経歴書の内容は本当に大したことを書かなかった気がします。普通に日本で書く経歴書・履歴書の内容をただ英訳しただけだった記憶が。
現物を確かめたら、また情報をアップデートしようと思います。
ハリーさん、こんにちは!
1月に個人申請して、7月に仮承認書を受け取り、(承認日は4月になっているので10月までに本承認の必要があり)で8月末にマレーシアに行ったのですが、その前にハリーさんのHPを参考に全部自分で行う予定でした。しかしながら、仮承認書のLetterの名前のスペルを間違われており(よくあることらしい)変更のためには、必ずプトラジャヤ出向き交換しないといけないとのこと。その後、銀行口座開設、健康診断、医療保険の加入、翌日のプトラジャヤでの申し込みなんて、物理的に無理だと判明。8/28未明KL到着、29、30日は用事あり、31日(金)はマレーシア祝日のため閉庁9/1(土)2(日)というスケジュールであったため、個人申請をあきらめ代理店さんのお力を借りました。結果、無事に2日間でMM2Hをゲットできました。
これから個人申請を目指している方へアドバイスします。
マレーシアの移民局の受付は、個人、代理店さんごっちゃでMM2H以外のVISAの人もいて、9時ころのこのこ行っても、受付終了しています。僕の代理店さんは深夜の3時には行って並んでくれています。私は、6時に行って3番札をいただき、それでも終わったのは昼過ぎです。6時30分に来ても、最悪その日のうちの手続きはできなくて、次の営業日にまた振り出しになります。とにかく、徹夜で並ぶくらいの覚悟が必要です。そうでないと代理店さんに依頼した方がいいでしょう。
ほとんどの方は、代理店さんに全てお任せで 18万くらい手数料を支払ってやってもらっていました。私は、ハリーさんのHPを拝見して、仮承認までは一人でできましたが、セキュリティボンドが8月からON LINE申請になっていたり、保証人に マレーシア人のICカードコピーが必要だったり、プトラジャヤの受付は徹夜で行く覚悟が必要だとか状況は刻々と変わってきていますので、代理店さんに支払う18万円は決して高くはないと思いました。ちなみに、700万円を持ち込んで両替商で両替してと思っていましたが今思えば、恐ろしくリスキーなことでした。代理店さんを通して代理店さんの口座をお借りして、安全に送金できて本当に良かったです。皆様の参考になればと思い、コメント残します。
MM2Hの取得、おめでとうございます!
>>個人、代理店さんごっちゃでMM2H以外のVISAの人もいて、9時ころのこのこ行っても、受付終了しています。
最近はすごく混雑しているようですね。
他の方からも同様の書き込みがありました。
>>とにかく、徹夜で並ぶくらいの覚悟が必要です。そうでないと代理店さんに依頼した方がいいでしょう。
徹夜はやばいですね。
僕もこれから申請する人は、代理店を通すのがベストな方法だと思います。
申請条件だけでなく、現地での移民局の込み具合や各書類の取得方法がこれからも変わっていくことでしょう。
一般の人がこの変化についていくのは、難しく、ちょっとした手続き上のミスが取得できるかどうかに関わるので、最初から信頼できる代理店に任せるのが一番安心ですよね。
>>セキュリティボンドが8月からON LINE申請になっていたり、保証人に マレーシア人のICカードコピーが必要だったり、
これにも驚きました。
僕が取得した当時は、セキュリティボンドは本当に適当な手続きで済んだので。
>>700万円を持ち込んで両替商で両替してと思っていましたが今思えば、恐ろしくリスキーなことでした。
これは危ないですよね。
おもいとどまられて賢明でしたね。
たくさんの貴重な情報をありがとうございました!