クレジットカードは、海外旅行で最重要の持ち物だ。
マレーシアへ行くときも同じ。
マレーシアへクレジットカードを持っていくと、以下の3つのメリットがある。
- ATMでお金を引き出せる
- 両替手数料が安い
- 高い海外保険に入らなくて済む
だから絶対にクレジットカードを持っていこう。
今回の記事では、マレーシアでのクレジットカードの使い方を説明する。
- マレーシアへ持っていくべきクレジットカードはどれ?
- ATMでキャッシングするときの注意
- クレジットカードに付く海外保険の賢い使い方
こうしたことを詳しく説明していくので、マレーシアへの旅行を準備している人で、特にクレジットカードの使い方が気になる人はぜひ最後まで読んでほしい。
お得で安全なクレジットカードの使い方を理解できるはずだよ。
5分でわかる! マレーシアでのクレジットカードの使い方 基本
最初に、マレーシアでクレジットカードを使うときの基本を簡単に説明しておこう。
クレジットカードがあれば現地のATMから直接お金を引き出せる。両替屋を探す必要はない。
空港に絶対ATMはあるから、極端な話、日本から「マレーシアのお金=リンギット」を持っていかなくてもいいんだ。
日本のATMでお金を下ろすように、マレーシアでもお金を引き出せる。空港には必ずATMがあるから、入国審査を終えたあと、その場ですぐにマレーシアリンギットを入手できるというわけ。
しかも両替屋で「日本円→マレーシアリンギット」へ両替するより、クレジットカードでATMから直接マレーシアリンギットを引き出したほうがオトクなことも覚えておこう。
- 両替屋:「日本円→マレーシアリンギット」は損
- ATM:「直接マレーシアリンギットを下ろす」は得
ATMで直接マレーシアリンギットを下ろしたほうが、手数料が安く、両替レートが良いからだ。
クレジットカードに無料で付く海外保険も嬉しい。
日本を出国するときに空港で海外保険に入らなくて済む。
空港で入る海外保険はめちゃくちゃ高い。しかも空港ではやることが多い。海外保険へ入るためのカウンターを探すことに時間を奪われたくない。
クレジットカードさえあれば、海外保険に高いお金を出さなくて済む。空港で焦って海外保険のカウンターを探す必要はない。
でも注意しよう。
マレーシアへ旅行するのにクレジットカード1枚では心細い。必ず2枚以上のクレジットカードを持っていこう。
マレーシアへ2枚以上のクレジットカードを持っていくべき理由は以下の3つ。
- スキミング
- 限度額の超過
- カード会社の勘違い
こういうトラブルに遭うと、突然クレジットカードが使えなくなってしまう。
でも、2枚以上のクレジットカードがあれば、1枚が使えなくなっても安心だ。
特にスキミングは最近マレーシアでめちゃくちゃ増えてるよ。
キャッシングの予定がある人は本当に注意しよう。
一緒にマレーシアへ旅行した僕の父がスキミングに遭った。スキミングされたクレジットカードはカード会社から使用停止にされる。
旅行中はテンションが上がるから、食事や買い物にカードを切りまくっていたら、知らないうちに限度額を超えてしまうということもある。
意外にあるのは、カード会社の勘違い。カード会社はカードの使用を監視してる。
普段日本でしか使われていないクレジットカードが、突然マレーシアで使われると、カード会社が驚く。
不正利用だと勘違いして使用をストップするんだ
旅行前にカード会社へマレーシア旅行へ行くことを連絡しておくと、この勘違いを防げる。豆知識として覚えておこう。
どんな場合でもクレジットカードを2枚以上持っておけば大丈夫。
1枚が使えなくなったら他のを使えばいい。
ちなみに、僕は楽天プレミアムカードと三井住友VISAカードの2枚を持っていっている。
特に楽天プレミアムカードの方は、かなり得させてもらっているので手放せない。空港のVIPラウンジを無料で使えるプライオリティパスが付いてくるのは本当においしい。
プライオリティパスがあれば、空港にある食べ放題・飲み放題のVIPラウンジをタダで利用できる。
マレーシアの空港のラウンジは、何時間でも過ごしたくなるほど居心地が良い。マレーシアの国民食であるラクサ。その場で料理してくれるのも食べ放題のメニューに入っているし、水圧バッチリの温かいシャワーも使わせてくれる。
楽天プレミアムカードを持ってない人は今すぐ申し込んでマレーシア旅行へ備えたほうがいいと思うよ。
最近では、なんと関空のぼてじゅうが飲食代3400円まで無料になるサービスを始めた。
楽天プレミアムカードを入手すれば、行きは関空でぼてじゅう食べ放題・飲み放題、帰りはマレーシア空港でVIPラウンジ食べ放題・飲み放題ということが可能だ。
楽天プレミアムカードの詳細を知りたい人は、以下で見られるよ。
海外保険付きで安心の銀行ブランド。サポートも親切なカード。
クレジットカードは、お得に旅行させてくれる。
クレジットカードのおかげで安くなった両替の手数料。加入する必要がなくなった海外保険。
得したお金で少し贅沢なディナーを楽しんだり、ワンランク上のマッサージを味わったりしよう。
今まで書いてきたことは、海外旅行に慣れた人には、当たり前のクレジットカードのメリット。でも今回のマレーシアが初めての外国という人や日本でもクレジットカードを使うことに抵抗のある人にとっては、知らなかった話だと思う。
これからしたでは、もっと詳しくマレーシアでのクレジットカードの使い方を説明していく。
よく心配されるクレジットカードの失敗
マレーシアでクレジットカードを使うとき、まず下の3つが心配。
- 紛失
- 盗難
- いくら使ったのかわからなくなること
なくしたり、盗まれたりすると、他人に使われる恐れがある。
限度額いっぱいまで他人にクレジットカードを使われることを想像すると震える。
最近は、カードの中の情報を盗むことを目的にしたスキミングという犯罪がある。マレーシアで多いんだ。
じっさい僕のすぐそばにスキミングの被害者がいたよ。父だ。
マレーシアの首都クアラルンプールで1ヶ月間、一緒に過ごしたとき。
その滞在中、父にクレジットカード会社から電話があった。不正利用の知らせだった。
確かに見に覚えのない支払い。その2週間ほど前にクアラルンプールの中心から外れた少し郊外のボロいガソリンスタンドでお金を下ろしたらしい。
そのカードを使ったのは、最近ではそのガソリンスタンドの1回だけということ。そこでスキミングされたと父は疑ってた。
マレーシアのATMではスキミングに注意
スキミングは、ATMのカード投入口に特殊な機械を設置して、カード情報を盗み取る犯罪のことだ。
クレジットカード番号と暗証番号をセットで奪う。そして、その情報を別の場所で使うんだ。
ネットなら、本人確認は不要。クレジットカードの番号と暗証番号で決済できるからね。
こうした犯罪の被害者になってしまった実例がすぐそばにある。なおさらクレジットカードは危険だと思ってしまうよね。
スキミングに不安な人は、予防グッズを持っていくといい。
下のスキミング予防ポーチはすごく便利だよ。
カードだけじゃなくて、スマホ、パスポート、お金も入る。
首に下げるもよし、肩に下げるもよし、腰にもぶら下げられる3wayポーチ。
スキミングを予防できる、安くて手軽なカードケースもいい。チェックしてみて。
スキミングの被害額は戻ってくる
まず知っておきたいのは、明らかにクレジットカードの持ち主に過失がある場合を除いてスキミングの被害額は補償される。
クレジットカードの不正利用で使われたお金は戻ってくるよ。
父の場合の不正利用もちゃんとカード会社がカバーしてくれた。
マレーシアで現金を持ち歩くリスク
スキミングと一緒にスリにも気をつけよう。マレーシアの治安は、命に関わる危険は少ないけどスリやひったくりのような軽犯罪は多い。
- スキミングの被害額は戻ってくる
- 現金は紛失、盗難、どんな場合でもなくしたら最後、戻ってこない
この2点を知っておこう。
マレーシアは他の東南アジア諸国と比較すると治安がいいとよく言われる。ただそれは、命に危険が及ぶ重犯罪を比較した場合。
特にクアラルンプールでは、スリやひったくりみたいな街頭犯罪はその辺でしょっちゅう起こってるよ。
スリやひったくり犯は、旅行者のお金の出し入れを注意深く監視してる。財布に分厚いお札の束が入っているのを見つけたら、気づかれないよう財布の持ち主をしつこくつきまとう。
そして、人通りの少ない通りに入った瞬間、財布を引ったくって逃げるんだ。
マレーシアでは1万円以上の現金を持ち歩く必要はない
僕は住みながらも、日本円で1万円以上を持ち歩いたことがない。
僕は、実はマレーシアの移住ビザを持ってるよ。
移住ビザについて知りたければこちらの一覧を見てね。
現金払いの屋台や土産物屋は、そもそも一万円以上を使うことがないから手持ちの現金で十分にこと足りる。
食事やショッピングのとき、一万円じゃたりなければクレジットカードを使えばいい。高級なお店ではたいがいクレジットカードが使えるよ。
つまり、マレーシアでは、現金1万円とクレジットカードが財布に入っていれば支払いに困ることはないというわけ。
日本円からマレーシア リンギットへの両替はキャッシングが最もお得
キャッシングはATMからクレジットカードでお金を引き出す方法のことだ。
キャッシングと聞くと、闇金や消費者金融からの借金をイメージする人もいるね。
でも、マレーシアの現地で日本円からマレーシア リンギットへ両替する方法では、キャッシングが一番お得。そして安全。
両替屋は、店によって両替レートも手数料も違う。
空港は高いから、街中で手数料が安くてレートの良い両替屋を探したほうがいいとかよく聞くよね。
でも、そんなのだるいよね。いちいち両替屋ごとに、為替レートと手数料をチェックするなんて。
ガラの悪い両替屋もいる。
大きなお金を両替したときに、お札の枚数をちょろまかそうとする。本当によくあるから、必ずお金は渡された目前でしっかり数えるようにしよう。
といっても、大きなお金を人前でいじくるのも嫌だよね。
キャッシングならこんな面倒はない。
ATMは騙さないし、お金を数え間違えることもないよね。
クレジットカードをATMに入れて、暗証番号を押すだけでいい。機械が自動的に正確な枚数のお金を吐き出してくれる。
両替レートもキャッシングの方がお得。両替屋で両替したときよりも、たくさんのマレーシア リンギットを手に入れられるんだ。
クレジットカードには海外保険が無料でついてる
海外旅行へ行くときは海外保険が絶対に必要。3泊4日の短い観光旅行でも絶対。
僕は海外旅行へ行く度に現地の病院にお世話になってるんだ。
旅行中はいつもと環境が変わるせいで体調を崩しやすいから。
僕は、マレーシアでもペナン、クアラルンプールで病院に行ったよ。
マレーシアは日本と全然気候が違うから。観光で疲れ果てた体は抵抗力が弱まる。風邪を引いたり、お腹を壊したりしやすくなる。
常夏のマレーシアは、実は意外と寒い。ショッピングモールとかタクシー、電車の中ね。外と中の温度差に体が驚いて、体調を崩すパターンはよくある。
海外保険があれば、気軽に病院へいける。
治療費はあとで保険会社が払ってくれる。
病気にかかってどうしたらいいかわからないとき。保険会社へ電話をすれば相談に乗ってくれる。近所でおすすめの病院を調べてくれて、行き方も教えてくれるよ。
交通事故にも気をつけたい。マレーシアの道路事情はすごく悪い。
車は歩行者をまったく気にせずビュンビュン走ってる。
歩道の幅は狭くて、ボコボコに穴があいてる。
マレーシアでは交通事故に遭う危険通り隣り合わせ。道の悪い歩道で転んで怪我することもよくある。
こうした事故で怪我したり、入院したりしたときも海外保険に入ってれば、治療費の心配はしなくていい。
海外保険が役立つのは病気のときだけじゃない
旅行に持っていったモノが壊れたとき、海外保険が修理代を払ってくれる。
例えばiPhone。マレーシアの旅行中に落として割れた画面。修理代は保険屋に払ってもらった。
修理代を3000円だけ負担しなくちゃいけないクレジットカードもある。
クレジットカードごとに補償額は違うよ。
こうして振り返ってみると、何かしら旅行の度に保険にお世話になってる。
だから必ず海外保険に入って旅行へ行くべきだ。
でも、飛行機へ乗る前に空港で海外保険へ入るのは面倒だ。保険料も高い。
こういう問題を海外保険付きのクレジットカードが一撃で解決してくれる。
マレーシアに持っていくクレジットカードは絶対に2枚
記事の冒頭でも挙げた。
海外でクレジットカードを使い慣れてない人のために、もっと詳しく説明していくね。
クレジットカードを2枚持っていくべき理由はこの2つ。
- 1枚が使えなくなっても大丈夫だから
- 海外保険の治療費を合計できるから
2枚もっておけば、どちらか一方が使えなくなっても困らない。使えなくなる可能性としてはこういうケースがある。
- 不正利用が発覚、再発行のため
- 限度額に達した
- なくした
さっきも話したスキミングのこと。
スキミングの被害額は返ってくる。心配はいらない。
でもスキミングされたクレジットカードは再発行されるまで使えなくなる。
買い物と食事にお金を使いすぎて限度額に達した場合もそのクレジットカードは使えなくなる。
意外に注意が必要なのは、カード会社が勝手に使用を止めるときなんだ。
スキミングもされてないし、限度額も超えてない。でも突然カードが使えなくなることがあるんだ。
ATMでお金を下ろそうとしたらできなかった。
まだ限度額には程遠い。なんでかなあと思ってカード会社へ連絡した。
すると、「日本国外での大きな出金を不正使用だと思った」という返事だった。
クレジットカード会社はしっかりとカードの使用を監視してる。ありがたい。
でも、突然カードが使えなくなるとびっくりするよね。
こういう予期せぬカード会社の処置でクレジットカードを使えなくなったときも、もう1枚クレジットカードを持っておけば焦らない。
クレジットカードに付く海外保険の治療費は合計できる
マレーシアの医療費はそれほど高くない。
普通の風邪とか腹痛ならクレジットカードに付く海外保険でじゅうぶんまかなえる。
でも万が一手術や入院が必要になったとき、クレジットカードに付帯される治療費だけでは心細い。
風邪に近い症状でもデング熱やマラリア、あるいは他の重病にかかってないか念のため精密検査をすることもある。
こういう入院や特殊な治療・検査をしたとき、クレジットカード1枚分の治療費だと足りない場合がある。
実は、治療費はクレジットカード2枚分の海外保険を合算できる。
海外保険付きのクレジットカードが3枚あれば、3枚の治療費を合算できるよ。
万が一、1枚分のクレジットカードで治療費が不足するとき、2枚、3枚と持っていれば安心だよね。
僕が持つクレジットカードの中で一番活躍しているのは、やっぱり楽天プレミアムカードだ。
空港のVIPラウンジが使い放題のプライオリティパスが無料で付いてくるから。
空港のVIPラウンジを使わないのは本当に損をしている。
その場で調理してくれる食事メニューも含めて食べ放題。ビールやソフトドリンクも飲み放題。
一般客が入れないから、騒々しくない。シャワー室も使えるので、長旅の前に汗を流すこともできる。
VIPラウンジはマレーシアだけでなく周辺の東南アジア各国の空港にもある。
シンガポールは特に居心地が良かった。
日本では、ラウンジではないけど、関空のぼてじゅうが食べ放題できるお店として利用できる。ひとり3,400円分の飲食メニューがカードを見せれば支払いなしで食べられるんだ。
詳細は以下のページで詳しく解説されているから、マレーシア旅行を目前に控えているならぜひ見てみるといい。
マレーシアでのクレジットカードの使い方まとめ
一番安全で安心できるマレーシアのクレジットカードの使い方はこうだ。
基本的にクレジットカードで払えるところはクレジットカードでカードで払う。
屋台とか道端の土産物屋ではクレジットカードが使えない。だから現金も持ち歩く。現金の額は1万円以内でじゅうぶん。
1万円あれば、緊急時にタクシーにも乗れる。
マレーシアリンギットは現金を両替せず、ATMからクレジットカードを使ってキャッシングする。手数料と両替の為替レートがお得だし、両替屋にだまされる心配もないからだ。
クレジットカードには海外保険が付いてる。出国前の空港で慌てて高い海外保険へ加入する必要がない。
ちなみに僕の持つクレジットカードはこの2枚。楽天プレミアムカードと三井住友VISAカード。
楽天カードは、プレミアムの方だったら食事付きのラウンジが無料で使える。空港での飲み食いは高いけど、ラウンジへ行けばただで飲み放題・食べ放題だ。
海外保険もバッチリ。審査がゆるいから、個人事業主やフリーランスでも簡単に取得できる。
三井住友VISAカードは安心の銀行ブランド。発行まで審査がスピーディーに終われば10日ほどで手元にカードが届く。
目前にマレーシア旅行が迫る人でも急げば旅行前にクレジットカードをゲットできる。
以上が、マレーシアでのクレジットカードの使い方だ。
まだクレジットカードを持ってない人は、マレーシア旅行に間に合ううちに申し込みしておこう。